効果的に人を説得する方法

私は職業柄、「説得」する事は出来ませんが。。。

私は「外科医」をしています。

 

ですから、内服などの、内科的な治療だけではなく、手術を行って患者を治療しています。

 

インフォームドコンセント

当然ですが、手術を行う前には手術に関する説明を行い、同意を得て、手術を行う事になります。(インフォームドコンセント)

 

手術の必要性・手術の方法・代わりになる治療法があればその治療法・手術の危険性(合併症)などを話さなくてはいけません

 

我々の様に外科的手術を行う医師は、ニュートラル(中立的)な立場でなくてはいけないので、「説明」は行いますが、「説得」は行いません

 

医師が積極的に説得を行ったら患者を手術の方に導くのは簡単ですものね。。。
医師の方に圧倒的に知識があるのですから、手術するもしないも、どちらにでも導いてしまう事は可能です。

 

でも、何か手術でトラブルが起こった時には、無理に手術に誘導していると裁判で負けてしまうんですよね。

 

そうとはいえ、病院の経営の事を考えると、手術件数は増やさなくてはいけないというのもあります。

 

外科医

。。。というと誤解を与えそうですが、手術が不要な人を手術すると言う意味ではなくて、手術しなくてはいけない、必要性のある人を取りこぼさないと言う意味なんですけどね。

 

そこで、中立的な立場で「説明」を行いながら、うまく「説得」する方法・技術を模索する為にこの本を読みました。

 

そのおかげか、これまでは、手術を薦めても、他院への照会を希望される事が度々ありましたが、最近では、手術が必要と思われる人を取りこぼす事は殆ど無くなった様に思います。

「説得の心理技術」とは?

説得の心理技術本

もしも、私たちが

 

  • もっと新規客を獲得して売上を伸ばしたい。
  • できるだけ有利な条件で取引をしたい。
  • 部下や社員にもっと積極的に仕事に取り組んでほしい。
  • 気になる異性から注目してもらいたい。

 

と考えているすると、どうにかしてうまく説得したいと思うのではないでしょうか。

 

「セールスマンが行う営業販売」
「いろいろなお店での接客」
「社内でのプレゼンテーション」

 

のみならず、

 

友達と遊びに行く、彼氏彼女を作る際など、「効果的に人をを説得する」という事が必要となる場面は日常生活にも沢山ありますよね。

 

そして私たちは「すべてが自分の望みどおりにいってくれないかなぁ」と思ってしまってますよね。

 

でも、そう願っても、相手がそう簡単に望みどおりに動いてくれる訳ないですよね。

 

実際は、私たちが考えている事やイメージを相手に理解してもらい、同意してもらい、私たちが考えている様に動いてもらう為には、独自の技術や科学的知識が必要だと言われているんです。

 

例えば、セールスでの営業販売や、お店での接客に関していえば、顧客の「欲望」には必ず6つのものが含まれていると言われています。

 

そして、その6つの欲望をすべて満たしてあげれば顧客はまず間違いなく商品を購入してくれると言われています。

 

こうした事は、知っている人と知らない人では、大きな差が出てくるのかもしれませんね。

 

私に関しては、物を売る商売ではないので、全てを役立てることは出来ませんが、部分的でもうまく応用していきたいと考えています。

 

説得の心理技術

 

【警告!!】

本書は「洗脳」や「操作」の書ではない。

良き動機と正しい手法で 人を「説得」し、動かすための書である。

― デイブ・ラクハニ

説得の心理技術